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3兄弟ママ 〜健康と食事を考えて〜

アボカドは「世界一栄養価の高い野菜」

最近買うことの多い『アボカド🥑』

栄養が豊富となんとなくは知っていたのですが、

アボカドの栄養について、改めて調べてみました。

 

世界一栄養価の高い野菜

アボカドは「世界一栄養価の高い野菜」として、

ギネスにも認定されているそうです。

果肉の20%が脂肪分であることから、

「森のバター」とも呼ばれていますよね。

 

良質な脂質が豊富

脂肪が多いと悪いんじゃないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

アボカドに含まれる脂肪のほとんどが、

オレイン酸などの『不飽和脂肪酸』です。

簡単に言うと良い脂肪。

良い脂肪は積極的に摂るべきなのです。

 

脂質には大きく分けて、

飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」があります。

アボカドに多いのは「不飽和脂肪酸」、バターに多いのは「飽和脂肪酸」です。

 

アボカドの「不飽和脂肪酸」に含まれるオレイン酸は、

悪玉コレステロールを減らし、

血液をサラサラにする善玉コレステロールを増やしてくれます。

 

また脂質が酸化されると過酸化脂質になり、

動脈硬化の原因にもなりますが、

オレイン酸はもともと酸化しにくい脂質です。

 

豊富なビタミンE

アボカドには他にも色々なビタミンや食物繊維などが豊富に含まれていますが、

特に注目すべきは、脂溶性ビタミンの1つであり、抗酸化作用を持つビタミンEが

豊富に含まれているところです。

 

ビタミンEは、

①血流を促す効果に優れていて、

頭痛、肩こり、冷え性の予防になる血行促進こうかが期待できます。

②ホルモンバランス、自律神経安定の効果もあり、

生理痛や更年期障害自律神経失調症などにも有効。

動脈硬化や老化を進行させる過酸化脂質の生成を抑える働きがあり、

お肌の老化やシミなどの予防にも働きます。

その為、「若返りのビタミン」と呼ばれています。

 

その他にも、鉄分やカリウム、食物繊維においては、野菜の中でも断トツに高い食べ物です。

最近はテケジ(鉄欠乏女子)という言葉があるくらい、鉄欠乏の人が多いそう。

そんな人の貧血の予防にももってこいですね。

 

栄養を逃さない食べ方

アボカドは加熱するとビタミンB群やビタミンC、カリウム、ナトリウムなどは

半分以下になってしまうそうです。

ビタミンB6においては3分の1に。

また、不飽和脂肪酸の中には加熱すると働きが鈍くなるものもあるそう。

つまり、生で食べるのが栄養を逃さない食べ方です。

 

美肌効果を狙うなら、サーモンやトマトと一緒に

サーモンに含まれるコラーゲンを、

アボカドのビタミンCが吸収しやすくしてくれるので美肌効果が。

また、トマトのリコピンは脂質と一緒に摂ることで体内吸収率が4倍もアップするそう。

アボカド×サーモン×トマト。

なんともおしゃれで美味しそう。

 

 

毎日の朝食に切るだけでも出せる「アボカド」。

レシピも増やしつつ、楽しく食べていきたいと思います。